人生で避けられないこと

「死」は誰にでも平等に訪れます。
それは誰も否定できない真実です。
私たちは皆、年老いて、やがて死を迎えます。
しかし、若くて健康な時は、死など来ないと信じ、ほとんど考えもしません。
私もそうでした。
しかし、祖父母や自分の両親が亡くなると、私たちは死と向き合わざるを得なくなります。
「いつか私もこうなる」
死について考えることは、ネガティブでも暗いことでもありません。
お釈迦様は私たちに、毎日死について考えるようにと教えています。
死について思いを巡らせることで、私たちは今どのように生きるべきかが分かります。
どうせ死ぬのだから、深く考えずやりたい放題やって過ごすのも一つの生き方です。
しかし、できるだけ後悔のない人生を送りたいなら、ベストを尽くすべきです。
どちらの道が良いかを知るには、自分の死の瞬間を想像してみてください。
おそらくあなたはベッドに横たわっているでしょう。病院か自宅かは分かりません。
親戚や家族がそばにいるかもしれませんし、全くの一人きりかもしれません。
そして静かに、これまでの人生を振り返ります。
その時、心に浮かぶのは、喜びや幸せ、精一杯頑張った瞬間の思い出であれば良いでしょう。
もし悲しみや挫折、苦しみばかりを思い出すなら、それは残念なことです。
お釈迦様は「次の人生は、死ぬ瞬間の心の状態で決まる」と言っています。
ですから、次にどんな人生を送りたいか考えてみるのです。
そうすれば、自然と今どう生きるべきかが見えてくるでしょう。